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中国の領収書

中国の領収書と日本の領収書にはいくつかの違いがあります。

日本での領収書は自由に発行でき、様式にも規定はありませんが、中国の場合、領収書「発票(ファーピョウ)」は税務署が発売しているものを購入し、税務署が管理を行います。例えば、サービス業の「発票」なら、一冊25式(一式3枚)で10元(約150円)です。金額が既に書いてある領収書と日本と同じような手書き用の領収書の両方があります。こちらのページは中国青島の税務署のウェブサイトです。いろいろな「発票」を見ることができます。

サービス業の発票

金額記載の発票

「発票」を発行しない売り上げは納税をしなくても済むため、「発票」が不要ならば販売価格が割引される場合や、レストランでは飲み物などをサービスされる場合があります。また、偽造の「発票」が販売され利用される脱税が横行しているなどの現状もあります。正式の「発票」が不要の場合、「収拠(シュウージュ)」という非正規の受領書をもらうことも出来ます。これには日付や商品名、金額、店名が記載されており、押印までされているので、返品したい時には「収拠」をお店に持っていっても返品出来ます。


収拠

飲食店などのサービス業での「発票」は地域によってはクジが付いているものもあります。弊社の姉妹会社がある中国青島を例に挙げますと、最高当選金額は5,000元(約75,000円)で、次は1,000元(15,000円)、100元(約1,500円)、50元(約750円)、10元(約150円)です。当選金額が100元までの場合は、クジをもらったお店ですぐに現金に交換することができます。1,000元以上の場合は税務署で当選金額を受け取ります。店にきちんと領収書を発行して、税金を申告してもらいたいという税務局の意図から、消費者が領収書を希望するようにクジ付きの領収書を発行しています。



クジ付きの発票

50元当選の発票

中国では請求書が発行されず、代金回収前であっても「発票」が発行されることもあります。また、中国の税務処理は「発票」をベースに計上されるので、支払時に「発票」を受領しないと経費としては認めてもらえません。この「発票」には通し番号が付いており、紛失した場合は再発行をすることが出来ません。

(内容については、弊社の姉妹会社がある中国青島を基準として記述しております)

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