通訳者

2010年3月21日

通訳は単に一人が話した言葉を他の言語に置き換えて話すことではないです。

話す人の考え、話す内容の背景、選んだ言葉の細かいニュアンスをすべて理解して、同じ意味が通じるように違う言語で説明することです。

日本人がよく言う「前向きに検討する」や「首が回らない」をそのまま他の言語にしたら、大きな勘違いを招く可能性があります。

また、通訳者は透明の存在であるべきです。違う言語を話している2人が、その違いを気にせずに出来るだけ普通に話せるのが理想です。

しかし、通訳に関して、一つの大きな勘違いがあります。通訳者が中立であることが当たり前と思われる人が多いです。それはあり得ません。片方からお金をもらっているので、その方の社員と変わりはないです。その方の目的を果たすように通訳するはずです。

ですので、通訳が必要な会議や打ち合わせの際は、事前にその通訳者と充分打ち合わせをし、相手は誰か、会議の目的は何か、どんな問題が生じそうか、すべて説明した方が良いです。プロの通訳は安くありません。でも、自分の会社の一員になり、自分のチームのメンバーであることをよく覚えた方が良いでしょう。

社内で他の言語を話す人や学生のアルバイトをたまに使っていることが多いようですが、このような通訳者を使った会議が成功に終わる確率が、プロの通訳者を使う場合と比べて低いでしょう。

両方の言語に加えて、その分野の専門用語とその会議の背景と目的を充分理解した上で通訳を行うのが賢明でしょう。

上手な通訳者は安くないですが、その価値は充分にある!

なぜ日本?

2010年3月18日

特に理由はありません。高校時代にフランス語を勉強し、大学の専攻は化学だったが、一年間ギリシャの大学でギリシャ語を勉強をしました。大学を卒業した時は既に英語ともう2つの言語を問題なく使いこなしていました。当初はイギリスの外交官になろうと思っていましたが、その職に就く前に半年間独り旅をしてから、どこかの国で一年間暮らすことにしました。ヨーロッパの殆どの国に行ったことがあったので、違う文化の国に行こうと決めました。その当時は(今でも?)大学を卒業した欧米人であれば、日本で誰でも簡単に、英会話の講師になれたので、その仕事に就きました。

一年間の滞在後にイギリスに戻り外務省に就く予定だったのですが、一年間が二年間になり、二年間が三年間になり、結局外交官になるのを諦めて、日本に残ることを決意しました。それはもう18年前の話・・・

ウーロン茶

2010年3月15日

これはプロの翻訳者の代わりに安い方法で翻訳をしようとした結果です。お金は少し節約することができたかも知れませんが、その差額は商品、印刷、梱包、物流などで使ったお金と比べて大した金額ではないはず。多くの人は翻訳された内容を読んでからこの商品を購入する価値があるか判断するでしょう。

日本語だけではなくて、英語もひどいです!

(画像をクリックするとより大きい画像が表示される。)

Felix – とても優しいCAT

2010年3月12日

沢山の翻訳支援ソフト(CAT)が市場に出ている。それぞれに短所長所がありますが、一つは別格です。沖縄に住んでいるプロの翻訳者であるGinstromさんが経営しているGinstrom IT Solutions (GITS) が開発・販売しているFelixはパソコンの力を利用し、過去に翻訳した文章をすべて記憶し、現在翻訳している文章と似ている候補を出してくれる。これによって翻訳の効率だけではなく、用語の統一性が改善されます。他の翻訳支援ソフトと違って、Felixの使い方は簡単で、翻訳の作業の邪魔にならない。更に、Felixほど役に立たない多くのソフトと比べて、Felixが断然低価格だということを考慮すると、他のソフトを使う理由はないでしょう。

FelixはMS-WordやExcelの中で動くので、使いやすく、早く、パソコンの負担にならない。TagAssistという無料ソフトを一緒に使うとHTMLファイルも翻訳できます。この画期的な翻訳支援ソフトに加えて、Felixの開発者Ryan Ginstromさんはいくつかの無料ソフトを用意している。これらは彼のウェブサイトからダウンロード出来ます。

これらの無料ツールはFelixと合わせて使うことによって、翻訳の効率をより改善できるが、単独で使うことも可能です。

Count Anythingは小さいツール(ソフト)で、複数の様々な形式のファイルの文字を同時に数えてくれる。それぞれのファイルを開く手間を省くだけではなく、ワードが数えないテキストボックスの中の文字も数える。更に数字のみの箇所を無視するオプションもある。

Analyze AssistはCount Anythingと似ているが、その複数のファイルの中で同じ文章が何回繰り返されているかを教えてくれる。更にFelixの翻訳メモリーファイル(TM)と一緒に使うと、以前翻訳した量も教えてくれる。これを使うと翻訳はどのくらい時間が掛かるかを早く把握できるので、見積もるのが簡単で早くなる。

これらのツールを使うと見積もりを作っている時間と翻訳している時間の両方を短縮ができるので、時間の節約(=お金の節約)になります。そして、すべてが無料です!

まだFelixを購入する価値があるかを悩んでいるなら、無料のトライアル版をダウンロードしてみたらいいと思う。トライアル版とは言え、本番のソフトそのものです。すべての機能がそのまま使えます。唯一の制限はメモリの大きさが500行までということです。それは試すのに充分でしょう。

まだ心配しているなら、100% 返金保証もあります。 ウェブサイトから引用すると: 「Felixは、60日間の100%返金保証サービスをご用意しています。お申し出のあった場合、ご購入から60日以内であれば、代金は無条件で全額お返しします。」

Felixのウェブサイトで沢山の情報や他の無料ソフトがありますので、そのサイトをご覧になって、トライアル版をダウンロードして、一番機能的で優しいCATと遊んでみましょう。

呼び捨てていいの?

2010年3月9日

日本に18年間住み、日本語を話せて、日本の企業を経営して、まだまだ呼び捨てされることが多いです。気にしなければ済む問題と言えばそうかも知れないが、そうではない三つの理由があります。

その一

なぜ呼び捨てにするかを聞くと、殆どの人が「外人に“さん”を付けるのが不自然、言いにくい」と言う。それが変だと思うし、言い訳にしか聞こえない。「さん」は日本語の一部です。名前の一部ではありません。ですので、日本人であろうが、外国人であろうが、敬語を使う場面であれば、「さん」を付けるべきだと思う。

更に、日本人同士で一人がもう一人を呼び捨てした場合は、どちらが悪く見える?呼び捨てした方か、呼び捨てされた方?当然、呼び捨てした方ですね。礼儀が分からないと思われる。外国人を呼び捨てした場合も同様です!

その二

結婚してから、妻と一緒にいると、私が呼び捨てされても、彼女はきちんと「ハイマンさん」と呼ばれる。これは可笑しいだけではなくて、彼女の気分が良くない。悪意がなくても周りから見ると外国人に対する差別に見える。また、呼び捨てする方が悪く見える。

ある団体の会議に出席したとき、名簿がありました。他の皆の名前の後に「氏」が付けられたが、私の名前の後は何もなかった。普通なら考えられないが、よくあることらしい。

その三

気にしなければいいと言われても、気にしています。特に自分の顧客と一緒に食事に行くとそのお店の店長が私を呼び捨てにすると、私が良く見えないし、呼び捨てしていいと思われ、伝染病のように呼び捨てる人が増えてしまう。結局、そのお店は接待で使えない。

ブログ – どこでもいい?

2010年3月7日

もし自分のウェブサイトを持っていて、そしてブログを書いているなら、そのブログを自分のウェブサイト内に置かない理由はない。でも、よく見るのは人のウェブサイトに他のサイトにあるブログへのリンク。これらは殆ど無料のブログサイトです。
ブログを自分のサイトに置く方が遥かに賢明です。簡単で、無料!このブログはWordPressを使っています。そして、URLから見て分かるように私のサイト内にあります。
自分のサイトにブログを置く主な理由は:

  • サイトに来てくれた方を別のサイトへ導くことがない
  • 無料サイトが急に消える心配がない
  • 面倒で醜い広告やバナーがない
  • 自分ですべての内容と設定の管理が出来る

で、自分のサイトに置かない理由は・・・・ ない!

つまり、ウェブサイトを持っているなら、自分のサイトでブログを始めればいい。そして、まだ自分のサイトを持っていないなら、簡単に作ればいい!ドメインを取得して、サイトを始めると色んな得がある!

最初に出会った人

2010年3月4日

恐らく一番多く見られる中国での間違いは、最初に出会う日本語を話せる中国人を信じてしまうこと。この日本語ペラペラの中国人はすぐに「お友達」になり、人を紹介してくれるし、どの問題でも解決してくれる。少なくとも、そう言われる・・・

100人の中国人が一つの部屋にいると想像してください。全員が自分の必要とするサービスを提供出来る。しかし、1人だけが日本語を話せる。確率として誰と話す?誰と取引をする?誰を信用する?もちろん、その日本語を話せる1人ですね。では、その部屋にいる100人の中で、その日本語を話せる1人が一番適切な相手だったのはどのくらいの確率?答え:もしたまたまその部屋にいた場合1%。もしくは、わざと日本人に会うためにいた場合ゼロに近い。後者の方がよくあることです。

上記のシナリオと残念な結果は良くないが、理解しやすい。多くの人が笑顔で読めない名刺を差し出している。そして、1人だけが隣に立って誰が誰、誰が何をしているかなどを説明してくれている。もちろん、質問があれば、その人に聞くし、そして本能的にその人を信じてしまう。だって、その人がいなければ、どうしていたでしょう? 答え:恐らく、より上手くいったでしょう!

仕事で初めて中国に行く日本人(「投資者」とよく呼ばれている)に問題を解決してくれる人を紹介することを仕事にしている中国人がいる。これだけで生活している。解決できる問題は簡単な物の調達から滞在ビザの手配や延長手続きまで。どの解決でも、何らかの形で費用が必要です。そして、あなたの新しい「お友達」はその一部をもらえる。しかし、一番良い人に紹介されている訳ではなくて、一番多くお金を紹介者に払う人です。結果として、あまりよくないものやサービスのため、必要以上のお金を払っている。ものやサービスの質は全く無関係です。

この問題を避ける方法としては通訳者を使うのが一番いいでしょう。そうするとその部屋にいた100人全員と話せ、自分に合う人を選択できる。しかし、気を付けてください。通訳者の中には、その「お友達」と同じようにバックをもらっている人がかなり多いです。ですので、先ずは相手を疑うのがいいでしょう。質問をたくさんして、出来るだけ事実確認を行うのがいい。中国で取引するのであれば、信頼できる上手な通訳者を見つけるのは一番重要で最初にするべきことでしょう。

ヒント: 信頼できる上手な通訳者は一番安い通訳者であるはずはない。安く通訳をしてくれる人の殆どは紹介のバックで収入を増やしているので、この記事の最初に戻ってしまうだけです。

中国で騙された?

2010年3月1日

日本にいると中国に行って、騙されて帰った人の話はよく耳にする。物を売買する目的又は会社を設立する目的で中国へ行った人の話が大半です。

中国では誰も騙されていないと言えない。どの国でも毎日何人も騙されているはずです。中国は例外ではない。言えるのは私が聞いている話の殆どは行った人の欲張り、又はその人が中国の人、言語、文化、ビジネスのやり方に対する勘違いしていたか、それらについて全く理解する気がなかったことが主な原因であるということです。つまり、自分の固定観念や常識を持って中国へ渡って、それらを信じてきたから中国人もそれらに従うと思った。あり得ない!問題の元ですね。

すべての国々に違いはありますが、中国はとても違います。中国に行く前にその違いについての知識が必要です。少なくとも、その違いがあることを認めてから、その違いがありながら仕事をする覚悟が必要です。中国にいるのなら・・・
また、何に関しても、最初に出会う自分の言語を話せる中国人を信じてしまうことだけは絶対に避けてください。まぁ、それについては、また今度・・・

一つの国、一つの時間帯

2010年2月27日

中国はアメリカとほぼ同じ面積、幅なのに、アメリカは4つの時間帯があるが、中国は1つしかありません。アメリカでは、ニューヨークが午前10時(GMT -8)の時、ロサンゼルスはまだ午前7時(GMT -5)です。
アメリカの4つの時間帯は下記の地図をご覧ください。

しかし、中国は1つの時間帯しかありません。これは首都である北京の普通時間(GMT +8)ですが、強制的に面積の広い全国に使われています。

1912年に当時の中華民国が5つの時間帯を決めました。それらは下記の地図でご覧ください。

この5つの時間帯は、1949年から当時の中華民国が現在一般的に「中国」と呼ばれている「中華人民共和国」(PRC)が同じ(GMT +8)を利用しています。

この結果、中国は世界で唯一の4つの時間帯を跨っているにも関わらず、国民に同じ1つの時間帯を使わせている国です。北京にいる中央政府にとっては便利な政策かもしれないですが、国の反対側は非常に暗い朝や明るい夜となっているでしょう。もちろん、農業が主な産業の地域では、正式な時間と別に現地時間を使うこともあります。それにしても、航空便などの時刻はすべて首都の北京の時間で動いています。

これは中国の違いの中の一つの例に過ぎない。良いか悪いか言えませんが、間違いなく違います。

これは世界中の時間帯の地図です。中国を赤くしています。

中国に対する迷信

2010年2月25日

色んな人が中国に関して色んなことを言います。例えば、中国人について、中国政府について、中国語について、文化について・・・

しかし、その大勢の人のうち、どれぐらいの人が近所の中華料理屋よりも中国に行ったことがあるでしょうか?

私が2005年に中国へ初めて行った時や翌年の2006年に中国の現地法人を設立した時から、日本で中国に関する情報の多くは誤解と大げさの間にあると言うのは過言であるということが分かりました。わずかかどうか分かりませんが、日本人の多くは中国について勘違いをしているのは間違いありません。

一方、中国に関して100%本当の話をお伝えできるという約束はできません。中国についての一般常識の多くは、事実より作り話だというのは説明できると思います。しかし、中国は大きい国なので、中国全土についての話が何一つ100%合っているとは思えません。

同時に私が5年前に初めて中国に行った時の固定観念と第一印象がこの5年で変わってきたことを説明しよう思います。

また、これはあくまでも私の意見であり、この意見は中国に滞在するほど変わっていきますので、何も絶対の事実とは言えません。中国もとても早く変化している国であることも忘れていけません!

いずれにせよ、中国はこれからの世界経済に大きな影響を及ぼすことに間違いはないし、その影響は大きくなるしかないと思います。その国の文化や習慣については、無視するよりは理解した方が良いのは間違いないでしょう。