中国はアメリカとほぼ同じ面積、幅なのに、アメリカは4つの時間帯があるが、中国は1つしかありません。アメリカでは、ニューヨークが午前10時(GMT -8)の時、ロサンゼルスはまだ午前7時(GMT -5)です。
アメリカの4つの時間帯は下記の地図をご覧ください。

しかし、中国は1つの時間帯しかありません。これは首都である北京の普通時間(GMT +8)ですが、強制的に面積の広い全国に使われています。

1912年に当時の中華民国が5つの時間帯を決めました。それらは下記の地図でご覧ください。

この5つの時間帯は、1949年から当時の中華民国が現在一般的に「中国」と呼ばれている「中華人民共和国」(PRC)が同じ(GMT +8)を利用しています。

この結果、中国は世界で唯一の4つの時間帯を跨っているにも関わらず、国民に同じ1つの時間帯を使わせている国です。北京にいる中央政府にとっては便利な政策かもしれないですが、国の反対側は非常に暗い朝や明るい夜となっているでしょう。もちろん、農業が主な産業の地域では、正式な時間と別に現地時間を使うこともあります。それにしても、航空便などの時刻はすべて首都の北京の時間で動いています。

これは中国の違いの中の一つの例に過ぎない。良いか悪いか言えませんが、間違いなく違います。

これは世界中の時間帯の地図です。中国を赤くしています。

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